2026.10.26

来年4月から放デイを使いたい方へ

この記事のポイント

  • 4月は利用希望が集中し、希望の曜日の枠が取れないことが多い
  • 入学と放デイのスタートが重なると、子どもの負担が大きくなりやすい
  • おすすめは年長のうちに「児童発達支援」から通い始めること

「小学校に上がる4月から、放課後等デイサービス(放デイ)を使いたい」
そう考えているご家庭は多いと思います。

ただ実は、4月から新しく通い始めるのは、あまりおすすめしていません。この記事では、その理由と、年長のうちから通い始める方法、北九州市での手続きの流れをまとめました。

4月スタートが難しい理由

枠が埋まりやすい

放デイは1日に受け入れられる人数が決まっています。4月は新1年生の利用希望が一気に増える時期で、すでに通っている子で枠が埋まっていることも少なくありません。春になってから探し始めると、「希望の曜日は空いていない」「週1日しか取れない」ということがよくあります。

環境の変化が重なる

4月は、新しい学校、新しい先生、新しいクラスと、子どもにとって変化だらけの時期です。そこに「知らない場所で、知らない大人と過ごす放デイ」まで加わると、気持ちも体も疲れてしまいます。変化が苦手な子や、新しい場所に慣れるまで時間がかかる子にとっては、なおさらです。

おすすめは「年長のうちに通い始める」

児童発達支援と放デイの両方をおこなっている事業所なら、年長のうちは児童発達支援として通い、4月からは放課後等デイサービスとしてそのまま利用を続けられます。

4月から通い始める 年長のうちに通い始める
枠の確保 希望の曜日が空いていないことも 継続利用として確保しやすい
子どもの負担 入学と同時で変化が重なる 「いつもの場所」で新学期を迎えられる
スタッフの理解 新学期と同時に関係づくりから 普段の様子を知った状態でサポートできる
利用料 所得に応じた自己負担(原則1割) 3〜5歳は無償化の対象(実費は除く)

「入学したら使いたい」と思っているなら、年長の冬〜春休みのうちにスタートしておくのがいちばんスムーズです。

まず必要なのは「受給者証」

児童発達支援も放デイも、利用するには市から交付される「障害児通所受給者証」が必要です。北九州市ではピンク色の受給者証が発行されます。

受給者証には、使えるサービスの種類や、1か月に利用できる日数、自己負担の上限額などが書かれています。これがないと事業所と契約ができないので、まずはここが最初の目標です。

療育手帳や診断がなくても大丈夫?

療育手帳や確定診断がなくても、医師の意見書などで支援の必要性が認められれば、受給者証が交付されるケースがあります。「うちの子は対象になるのかな」と迷っている段階でも、まずは区役所や事業所に相談してみてください。

北九州市での申請先

北九州市では、お住まいの区の区役所「保健福祉課」が申請先です。いきなり窓口に行くより、先に電話で「児童発達支援(放課後等デイサービス)を利用したい」と伝えて、必要な書類や面談の日程を確認しておくとスムーズです。

なお、北九州市では受給者証の有効期限がお子さんの誕生月までとなっていて、毎年更新が必要です。

年長さんのスケジュール目安

10〜11月
情報収集・見学
児童発達支援と放デイの両方をやっている事業所がおすすめ
11〜12月
区役所へ相談・申請
あわせて利用計画の準備も
12〜1月
受給者証の交付・契約
届いたら事業所と契約
1〜3月
児童発達支援として通い始める
場所とスタッフに慣れる期間
4月
放デイに切り替えて、そのまま継続
「いつもの場所」で新学期をスタート

すでにほかの事業所で児童発達支援を使っている場合も、4月の放デイ探しは早めに始めておくのがおすすめです。

ステップごとのポイント

1事業所を見学する

放デイと一口にいっても、運動中心、学習中心、生活スキル中心など、事業所ごとに特色はかなり違います。ホームページだけで決めず、お子さんと一緒に見学してみてください。

見学で見ておきたいところ

  • 子どもたちがどんな表情で過ごしているか
  • スタッフの声かけや距離感
  • 児童発達支援と放デイの両方に対応しているか
  • 4月以降の空き状況(曜日ごと)
  • 小学校からの送迎ルート

2区役所で申請する

通いたい事業所の目星がついたら、区役所の保健福祉課へ申請します。申請書は区役所でもらえるほか、北九州市のホームページからもダウンロードできます。窓口では、お子さんの様子や、週に何日くらい利用したいかなどを聞かれます。

3利用計画をつくる

受給者証の交付には「障害児支援利用計画」の提出が必要です。相談支援事業所に作成をお願いする方法と、保護者がご自身でつくる「セルフプラン」の2つがあります。迷ったら、区役所や見学先の事業所に相談してみてください。

4契約して通い始める

受給者証が届いたら事業所と契約を結びます。重要事項の説明を受けて、利用曜日や送迎の内容などを決めたら、利用スタートです。

年長さんは4月の切り替えを忘れずに
児童発達支援から放デイに移るときは、受給者証の内容を変更する手続きが必要です。また、3〜5歳の児童発達支援は無償化の対象ですが、小学生が使う放デイは対象外になり、4月からは所得に応じた自己負担(原則1割、月ごとの上限あり)がかかります。時期が近づいたら、事業所と一緒に確認していきましょう。

よくある質問

Q.4月から放デイを使いたいのですが、いつから動けばいいですか?

A.秋〜冬には見学を始めて、年内に区役所への相談まで進めておくと安心です。そのうえで、年長さんは児童発達支援として、小学生のお子さんは冬休み〜春休みのうちに通い始めておくのがおすすめです。

Q.なぜ4月より前から通ったほうがいいのですか?

A.4月は利用希望が集中して枠が取りにくく、入学や進級で環境も大きく変わる時期です。先に場所やスタッフに慣れておくことで、新しい生活が始まっても「いつもの場所」として安心して過ごしやすくなり、4月以降の枠も確保しやすくなります。

Q.利用料はどれくらいかかりますか?

A.放デイは利用料の原則1割が自己負担で、世帯の所得に応じて月ごとの上限額が決まっています。3〜5歳の児童発達支援は無償化の対象で、利用者負担はかかりません。どちらも、おやつ代や活動費などの実費が別にかかる場合があります。

Q.療育手帳がなくても利用できますか?

A.療育手帳がなくても、医師の意見書などで支援の必要性が認められれば、受給者証が交付されるケースがあります。まずはお住まいの区の区役所に相談してください。

Q.保育園・幼稚園やほかの事業所と併用できますか?

A.はい、併用できます。年長さんは園が終わったあとや休みの日に通うご家庭が多いです。また、受給者証に書かれた日数の範囲内であれば、複数の事業所を曜日ごとに使い分けることもできます。

Q.見学は子どもと一緒に行ったほうがいいですか?

A.はい、できればお子さんと一緒がおすすめです。お子さんがその場でどんな表情をしているか、スタッフとどう関わるかは、実際に行ってみないとわかりません。

まずは気軽に見学・相談を

八幡東区のAthleticは、児童発達支援と放課後等デイサービスの両方をおこなっています。
年長のうちから通い始めて、小学生になってもそのまま同じ場所・同じスタッフで過ごせます。
「手続きが難しそう」「うちの子に合うかわからない」という段階でも大丈夫です。

見学・相談を申し込む

※手続きの内容や必要書類は変わることがあります。最新の情報は、お住まいの区の区役所保健福祉課でご確認ください。

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専門スタッフがお子さま一人ひとりに寄り添いますので、お気軽にご相談ください。

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